ユリイカです。
私はお金の勉強を全くしてこなかった主婦なのですが、ここ数年間は楽しみながらお金の勉強をしています。
簿記3級、FP3級を取得し、少しではありますが投資を始めました。
お金について知れば知るほど、漠然とではない、しっかりとした貯蓄と投資のプランが必要であるということが分かってきました。
多くの人は不安であるもののなんとなくの基準で資産管理していたり、いったいなにから手をつければいいのかが分からなかったりではないでしょうか。
私自身も資産管理はおろか、毎月の家計さえどんぶり勘定でやり過ごしていました。
私も学びの最中ですが、現在までにやってきたこと、参考になった情報などをまとめてみます。
その1 収支の把握のために家計簿をつける

いきなりですが、家計簿つけてますか?
家計簿は必ずつけるべきです!
お金を貯めるためにまず最初に着手すべきは、毎月のお金の出入りを正確に把握することです。
先月1ヶ月間に、何にいくらお金を使ったのか…
抜け漏れなく記録している家計簿がない限り、どんぶり勘定でだいたいの金額しか答えることができないんです。
食費、日用品、住宅費、光熱費などなど…
まずは支出を上記のような項目に分け、全て書き出しリストにします。
私はこちらの動画を参考にして、極力シンプルで簡単に把握できるようにしました。
【再放送】【誰でもできる!】目指せ+3万円!「貯まる家計簿」カスタマイズを紹介【貯める編】:(アニメ動画)第132回
リベ大 両学長の動画は有料級のマネー情報をYouTubeにて無料で発信されています。
とても参考になるので私は大ファンです!
支出を管理できていなければ、貯蓄や投資にいくら回せるのかが分かりません。
そもそも、気付かぬうちに支出の方が収入より多い月があるかも知れません!
まずは現状を正確に把握することが重要です。
全ての項目を抜け漏れなく把握するために私が使っているのは、動画でオススメされていた Money Forward Me のアプリ。
Money Foward Me 公式サイト
日々の支払いはほぼクレジットカードや電子マネーなので、それらの情報をアプリに連携すれば、あとはアプリが勝手に振り分けてくれます。
全てのレシートをとっておき、毎週末にその週に支払った現金払いの支出や、旦那が支払った分の支出をアプリに手入力しています。
私は副業での収入や支出もあるので、それらも毎週末にまとめてチェックしています。
かける時間はトータルで30分くらい。
簡単な作業なので、慣れてしまえば全く面倒ではありません。
こうして全ての支出を家計簿をつけることで正確に把握し、毎月の生活費を数値として知ることが最初のステップです。
その2 資産の総額を把握する
自分の資産の総額を、パッと正確に答えられる人は多くないと思います。
銀行にある預貯金だけでなく、住宅の価値、車の価値、持ち物の価値。
資産はお金だけではありません。
資産だと思っているものが、実は負債かも知れませんが。
私は賃貸住宅に住み、車もなく、お金に変えうる所持品もありません。
なので、資産といえば預貯金と投資信託くらいなのですが、複数ある銀行口座と証券口座の金額をエクセルにまとめてみました。
これだけで、なんだか安心感がありました。
自分にはこれだけの資産があると、明確に分かったからです。
次に、銀行口座はどの口座をなに用にして(老後資金・子どもの学費・医療費などの緊急費用など)いくら貯めるのかを明確にし、毎月の給料が入ったらいくらずつ貯蓄していくのかを決め、確実にその口座に振り込むようにしました。
この作業は月末に1回だけです。
ネットバンクを使えば、わざわざATMに足を運ぶ必要すらありません。
今やこの月末の作業は、毎月の楽しみに変わりました。
貯蓄が増えていることが目に見えて分かり、もっと貯蓄を増やすためにはどうすべきかと考えられるようになったからです。
その3 ライフプランを考える
現在の自分の年齢を出発点に、何年後には自分と家族は何歳になっいて、人生のイベントが何年後にあって、その際どのくらいのお金がかかるのか。
それを一覧でまとめました。
リベ大の両学長が提供しているこちらをアレンジして使っています。
特に子どもがいると、入学のタイミングで出費が多くなりますよね。
我が家の息子は現在小学校2年生。
調べてみると、どうやら今はお金のかからない、いわば貯めどきのようでした。
しかしこの先、中学や高校、大学に入学する時にいくら必要か全く分かりませんでした。
私立と公立でも多く違うし、部活をするのか、塾に行くのかでも変わってくるよな〜と数値を埋めるのが大変でしたが、ネットで検索し複数の情報を頼りにしました。
それでもおおよそこんなものだろうという数値が分かることは、全く具体的な数値が分からず「お金がかかる」と予想しているよりはるかに安心材料にはなります。
このようなライフイベント表が必要だと知ったのは、FP3級でライフプラニングと資金計画を学んだ時でした。
この表は自分の人生の地図のようなものです。
まずはざっくりと作り、後から情報を調べたり、自分の場合はこうだろうと必要項目を加えたり減らしたりしながら、ゆっくりと完成させればいいと思っています。
その4 支出の見直しに着手
必要な金額が分かったら、あとはそれをどう貯めるのかが問題になりました。
現職で昇給したり、副業を始めて収入を増やすということは時間がかかります。
それよりもまず、今すぐ着手できるのは支出を減らすことでした。
小さな変動費も大切ですが、まずは大きな固定費を見直すこと。
両学長も動画で何度もおっしゃっています。
私の場合、サブスクで使っていたCanvaを解約し、無料で使うことにしました。
クレジットカードの年会費やスマホ代はまだ検討の余地がありそうです。
今年中に着手したいなぁ。
変動費では、一番取り掛かりやすいのが食費と日用品です。
なるべく無駄にしないように買い物のペースを考えたり、割高なコンビニに行くことを止めました。
コンビニってどもにでもあって本当に便利。
だからついつい考えもせず行っちゃってたんです。
今月は一度もコンビニを使わないぞと決めてチャレンジした今年の9月。
私の場合、会社に持参するお弁当を作るのが面倒になる金曜日にコンビニを利用しがちでした。
ですが止めると決意すればできるものです。
コンビニの利用や外食を減らしたりした結果の数値を見ると、徐々に支出をコントロールしていることが楽しくなってきました。
その5 貯蓄&投資
給料をもらったら、まずは1割を貯蓄口座に入れます。
その後、決まった額を各口座に振り込み、NISAの積立枠で毎月自動的に15,000円ずつ投資。
私は今年の5月に転職したので5,000円増やしたのですが、目標の貯蓄を早く貯めて、投資額を増やしたいのが目下の目標です。
少ない投資額ですが、恥じる必要はありません。
1,000円でもいいのでNISAの制度を使い、インデックス投資を始めてみてください。
お金が自ら増えていく様子を見るのはとても楽しいですよ。
人生の主人公は自分

お金をきちんと管理するようになってから、買い物の際の選択やどう工夫したら貯蓄が増やせるかなど、思考が変化していきました。
買い物での失敗もまだあるのですが、 ”お金を使うこと” をもっと真剣に考えられるようになったと思います。
お金で幸せは買えないと言いますが、そうは言っても生きていく上でなくてはならないのがお金。
お金を自分の決めた基準で意識を持ってコントロールすることは、こんなに気分のいいことだったのか!と思います。
それは人生の主導権を取り戻した感覚。
いちど時間をとって、じっくりと家計簿を見直す時間を持つことをおすすめします。
本日もお読みいただきありがとうございました!
良い1日を♪


コメント