年末大掃除をしながら、モノを”買うこと”について考える

暮らし

今年も気がつけばあっという間に11月。

歳をとるごとに、月日の流れの速さが増す感覚があります。

毎年、年末に取り組みたいのが大掃除。

いつの間にか溜まったいらないものをふるい落とし、身軽な状態で気持ちよく新年を迎えたい。

今年も少しずつ断捨離と掃除に取り組み始めました。

捨てるに捨てられないもの

きっと多くの人がいくつかは持っている、捨てるに捨てられないもの。

私はミニマリストと呼べるほどものが少ないわけではありませんが、比較的持っているモノは多くない方だと思います。

洋服もアクセサリー類もカバンも靴も、スペースが限られているために古くなったら新しいものを買うというスタイル。

ですので不用品は、ほぼないといってもいいくらいです。

それでも完全にないわけではなく、なにかしら常にあるのが不用品。


何度もやってしまう同じ失敗…私の場合、それが洋服です。

買った時は気分が高揚してウキウキなのですが、後日冷静になって考えてみると、明らかに自分はこれを着ないだろうと…

そして毎年のように年末に思うんです。

なんで私はこれを買ったんだろう?

いつか着るだろう、いつか使うだろうの ”いつか” は来ない

私の現在の悩みどころは、こちらのパンツとブラウス。

袴という名のパンツはシルエットが綺麗
色はとっても好きなのだけど、日常で着る機会がない…ごめんね

滅多にないスマートカジュアルを求めるレストランでの外食の予定があったのだけど、自分の手持ちの服では着られるものがない。

この際、新しいのを買おうとお店へ。

これらはシルエットがとても綺麗な洋服なのですが、どちらもデザインが少し変わっています。

UNITED TOKTO で購入した、メイドインジャパンのとっても素敵な洋服たち。

試着したらお店の人がとても褒めてくれて、なんだか欲しいような気がしてくる…そしてその場で買ってしまいました。

しかし案の定、こういう汚れるのをためらう様な服、そしてデザインが普段着ているものと違う服は、私の場合は日常生活にほとんど着用の機会がないのです。

それでも、また着る機会があるかもしれない…

まだ新品同様でもったいない…

そう思うと同時に、深層心理にある最大の処分できない理由は、支払った金額です。

そう、今はいらないにも関わらず、高かったものほど手放すのが惜しいと思ってしまう心の葛藤。

最終的にはしばらく考えてとっておこうと、決定を先延ばしにするパターンがお決まりです。

不要なのに取っておく。

この矛盾の裏には、やってこない いつか着るかもしれないの ”いつか” と、モノへの執着心が混在しています。




逆に、毛玉を処理するのが面倒でも、色や形が気に入っていて何年も手放せないユニクロのニットがあったりします。

こういう値段は関係ない、本当に ”大好きなもの” を大切に着ていきたいものですね。

色も形も好きな数年前のユニクロニット

失敗をしないために、モノを買う前にすべきこと

41年も生きてきて、同じような失敗を何度も何度も繰り返し服を処分してきたのに、やっぱり着ないであろう服を買ってしまう。

これは恐らく自身でコントロールできていない、ショッピングの際の高揚感、ドーパミンのせいだろうと思います。

今すぐ手に入れたい、誰かに取られて失いたくないという欲求が、冷静さを失わせ、今買わなきゃという衝動を引き起こします。


モノを買うときは、まず一度立ち止まって考えること、これがとても大切だと学びました。(学ぶの遅すぎよ、私)

一旦お店を後にして、時間をとってランチやお茶でもして、本当に必要なのか冷静に考える。

できることならば一度買わずに帰って、数日考える時間を設けるのがベスト。

それで手に入らなかったら、そのモノとは縁がなかったとキッパリ諦めればいいだけです。

そうすれば無駄な消費が減り、本当に価値あるものにもっと気前よくお金を使うことができる様になる。

しかも、処分するときの後々の罪悪感や後悔もない。

これは私にとって、これから挑戦する価値のある行動だと思うんです。


来年こそこの学びを生かすべく、買い物中の衝動と欲求のコントロールをしようと決意しながら、今年も週末を使って少しずつ大掃除を進めます。

モノの処分の際はまだ使えるものを無駄にしないよう、メルカリやリサイクルショップも使っていこうと思います。

本日もお読みいただきありがとうございました。

良い1日を。

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